部長挨拶
 
   ご挨拶

 

 茨城県高等学校教育研究会情報部のWebページにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 茨高教研情報部は、教科「情報」が産声をあげた平成12年に発足しました。「情報」の指導内容を研究する団体としては、東京都より2年も先んじるなど全国的に見てもいち早く始動し、本県の情報教育の一端を担ってきました。初代情報部長を務められた谷島英一先生をはじめ、歴代の情報部長を努められた先生方、そして歴代の事務局、役員の皆様のご尽力と、情報部員の先生方のご支援、ご協力により情報部は維持・発展して現在に至っています。

 さて、高等学校学習指導要領が平成30年3月30日に告示され「情報Ⅰ」が必履修となり、全ての生徒がプログラミングのほか、ネットワーク(情報セキュリティを含む)やデータベースの基礎等について学習することとなりました。
 また、令和7年度の大学入学共通テストの科目に、データサイエンスやプログラミングを含んだ「情報」が加えられることも決定されています。
 昨年4月に入学した現2年生は、すでに情報Ⅰの学びを終えたものもおり、共通テストまでの対応を各自で行っていく必要があります。
 令和4年12月には2度目のサンプル問題が公表されました。今後はマーク式の模擬試験にも情報が出題され、対応していかなければなりません。生徒はもちろん指導する教員側の負担の増加は必至となっています。

 情報部では、そうした先生方に情報科の授業に役立つ講演会や研修会を企画・開催し、情報科の授業づくりに貢献していきたいと考えております。会員の皆様のおかれましては、情報部の運営に、今後ともご理解とご支援、ご協力をお願いいたします。

 結びに、本県の情報教育並びに茨城県高等学校教育研究会情報部の今後益々の発展と情報教育に関わる本県の先生方のご活躍を祈念して、ご挨拶といたします。
 

    令和5年5月                         

茨城県高等学校教育研究会情報部長   渡 邊  聡

R4渡邊部長